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2006年02月21日

193. チャングムに学ぶ説得方法(22話)

「チャングムの誓い」第22話では、チャングムは
2人の人を説得している。

1人はヨンセンである。チョン尚宮が亡くなって
放心状態のヨンセンに、大根を渡し、
作業をするように説得する。

2人めは、師匠のハン尚宮である。
料理部門の責任者になったのに、部下が言うことを
聞いてくれず、すっかりやる気を失っている。
このハン尚宮に戦うようにチャングムが説得する。

2人への説得は全然やり方が違う。

ヨンセンは喜怒哀楽の感情をはっきり出す、
わかりやすい性格である。

ヨンセンが寝ている間に、隣の人に抱きついた場面もあった。
体の感覚で、安心感を得られるタイプである。
VAK(視覚、聴覚、運動感覚)のうち、運動感覚が強いのだろう。

チャングムは、放心状態のヨンセンに大根を手渡すことにより、
大根のひんやりした感触、ずしりとした重さを感じさせ、
日常の感覚を取り戻させる。

命令調で作業をさせ、ヨンセンもそれに従い、
だんだん元気になっていく。
うつ病の作業療法と似ているかもしれない。

ハン尚宮の場合は、もっと複雑である。
ストレートに、「仕事をして下さい」だけでは、
ハン尚宮は動かない。

ハン尚宮の主要な仕事は、料理の作業ではなくて、
マネジメントである。ヨンセンの場合のように、
大根を手渡す方法では、うまくいかない。

そこで、チャングムは、歴史と信頼関係を持ち出してくる。
「師匠、母親だと思ってきました。
仕事を投げ出すような師匠、あきらめてしまうような母親は嫌いです」
ときっぱり言う。

チャングムのこの言葉に、ハン尚宮もようやく動き出す。

相手によって説得の方法が違ってくることがわかる。
posted by ティー at 20:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の着想
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